私が20代の頃に創った詩集が出てきました。その中の一篇 ’’Dear my favorite’’。 いろんな人種が参加する ‘Poetry Reading’というクラスを受講していた時におりてきて、小さな声でクラスメートの前で発表したことを思い出します。改めて読み返してみると、マザームーンからのメッセージのようにも思えます。日本語にしてみると、また少し違った雰囲気になるような気がしますが、いかがでしょうか。
「大好きなあなたへ・・・」
坂本友香 作
そのままのあなたが好き
気さくで、無邪気、
どことなく懐かしい感じのする
そんなあなたが好き。
あなたが見ているあなたは、鏡の中にいる。
それはあなたが見る顔。
だけど本当のあなたは、鏡の外にいる。
水があなたの背中に流れていく・・・。
水の上に
そして、あなたの頬に
月が輝いている。
私はあなたの目を見つめる。
ありのままのあなたを
どうやったら言い表せるの?
何ものにもかえられないあなたを。
Dear my favorite
by Yuka Sakamoto
I like the way you are.
your frankness, innocence, and
a casual expression with nostalgia.
You whom you see are in the mirror.
It is your face that you see.
But you are in reality outside of the mirror.
Water is floating in your back.
The moon is shining on the water,
and on your cheek.
I gaze into your eyes.
How can I describe
that you are the way your are?
There is nothing to compare.